画像引用元:https://kakuyomu.jp 以下、同じ
今年の春にサービス開始となったカクヨム( https://kakuyomu.jp )について、サービス概要の解説から、"なぜプロ作家までが小説を投稿し始めているのか"まで紹介します。
カクヨムとは今年2016年の2月に生まれたインターネット小説投稿サイトです。
大手出版社である“株式会社KADOKAWA”とブログサービスを展開する"株式会社はてな”の2社が共同でオープンさせたみたいですね。
カクヨムのWebサイトでは作品を読むことはもちろんできますが、無料登録すると「小説の投稿・公開」ができるようになります。
カクヨムには、ユーザー同士のレビュー機能やランキングの実装なども行われているので、オススメの小説をすぐに探せるところが読み手にとってはとても使いやすいです!
カクヨムが他の小説投稿サイトと違う一番のポイントは、ユーザー層の若さにあります。
2月にサイトをオープンしてからだんだんとユーザーの年齢層が変わってきているそうで、サイトオープン当初は20代、30代、10代の順番に比率が多かったのが、現在では多い順に "20代、10代、30代"となり、10代の読者が増えて、30代との比率が逆転しました。
カクヨムが若者に人気になりつつある理由としては、SNS世代である10代、20代が親しみやすい機能とサイトのインターフェイスが関係していると思われます。
例えば、
・お気に入りの作者をフォロー、各種SNSへの投稿ができる機能
・サイトのトップに口コミが散りばめられていて直感的に作品を選べる
などなどFacebookやTwitterのように作品とつながれるのが若者に支持されているのかもしれないですね。
これまで、小説投稿サイトのコアなユーザー層とされていた30代以外にも作品が届きやすいのは、若い年齢層を狙う作家さんにとっては見逃せませんね!
世の中にはいろいろな小説投稿サイトがありますが、後発のカクヨムが作者の方に支持されている一つに“書籍化までのスピードの速さ”という事が挙げられます。
この高速書籍化の理由は単純で運営しているのが出版社のKADOKAWAだからです。
「カクヨム」編集長・萩原猛さんは実際にインタビュー( http://kai-you.net/article/28006)の中で、下記のようにコメントしています。
やはりKADOKAWAという出版社が運営していることもあり、編集部から書籍化を打診されるスピードはほかのサイトとくらべても早いのではないでしょうか。小説投稿サイト『カクヨム』|萩原編集長
"作家さんの可能性を潰したくない"という気持ちで運営されているサイトだからこそ、カクヨムはただの投稿サイトになるのではなく、 “書籍化”というところまで考えられているんだと思います。
これこそが、プロの作家さんも惹きつけるカクヨムの魅力なのかもしれません。
カクヨムは後発的な小説投稿サイトですが、その分 “今のインターネット社会に適した小説投稿サイト"と言えると思います。
ここで紹介したポイントもふまえて、他のサイトとの使い分けをして利用してみてはいかがでしょうか。
最後に、創作活動をされる皆様の益々の発展を祈っています。
応募受付&読者選考期間| 2017年12月1日(金)~2018年1月31日(水)
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一部画像提供元:JewelSaviorFREE( http://www.jewel-s.jp/)