学生作家が最初にするべき3つのこと|ノベルラボ
学生作家が最初にするべき3つのこと|作家なら知っておきたい基礎知識
2019.10.09 更新
 作家の基礎知識

作家を目指す学生なら、進学前に最初にしておきたい3つのこと



自分のやりたいことが仕事になる時代がやってきました。

近年のIT分野の発展により、作り手にあたる作家やイラストレイター、声優などのクリエイターが、SNSなどを通して公に自身の作品を公開し、誰かに見てもらいやすくなりました。
さらに、ただ作品を見てもらうだけでなく、作家は電子書籍の出版、絵師はLINEスタンプ、声優はYouTubeなどと、どの職種の作り手でも収入を得ることができる環境も生まれ、これらの制作物の配信で収入を得る人が高校生・大学生問わず徐々に増えつつあるようです。

とはいえ、自分の趣味を仕事にするのはなかなか難しいと考えたり、実際何をすればよいのかわからない学生も多く、周りに合わせて一般的な4年生大学への進学を選ぶ人が多いのも事実です。

今回は、少しでも「将来は自分のやりたいことをして働きたい」と思ったときに、まず実践すべき3つのことについて紹介します。


【その1】パンフレットを集めて作家の働き方や必要な技術を知る


「作家でどれくらいの人が食べていけるのか?」
「実際にどんなことが学べるのか?」
「作家になるにはどんなフローが必要なのか?」

これらの疑問を解決する簡単な方法に、専門学校のパンフレットを集めることがあります。

専門大学のパンフレットには、卒業してプロの作家やエッセイストなどOBやOGの人で夢を叶えた人のインタビューや、そこまでの道のりなどが紹介されています。
また、「大学内で実際にどんな教科や技術を学んでいるのか?」なども非常に参考になるので専門学校に進学するか否かは関係なく、ひとまず取り寄せてみるのが良いでしょう。

例えば、映画の「人狼ゲーム」や、今話題のVRゲームの「AIRTONE」などを排出している『アミューズメントメディア総合学院 』では、小説・シナリオ学科が設けられていて、パンフレットを見てみるとどんなカリキュラムで執筆技術やストーリー構成力を学べるのか知ることができます。
また、この学校では体験説明会も実施しているので、実際に足を運んでみると作家やゲームシナリオライターのプロフェッショナルの排出数の多い学校の授業を無料で受講することができて非常に勉強になります。

STEP①:パンフレットをもらってみよう

アミューズメントメディア総合学院

作家を目指せる小説・シナリオ科がある専門大学


▼こんな学科の説明が事細かに書かれてます▼

東放学園映画専門学校の小説創作科の2年制専門課程の紹介

情報&画像出典元: 東放学園映画専門学校

ここでワンポイント:資料集めは学科を絞りすぎず、幅広く!

役に立ちそうな資料集めですが、ここで一つポイントなのは、
『学科のカテゴリを絞りすぎないこと』

作家になりたいからといって「文学系」に絞らず、イラストや声優の専門学校などのパンフレットに目を通すようにしましょう。
というのも、小説家の給料は出版社を通して出版した場合、印税は10%前後が平均のため1000円の書籍が1万部を売り上げても100万円、年間4作品を出版しても400万円程度と収入が安定するわけではない割には実入りが少ない場合もあるため、作家として書籍を出した後は映画化などの映像化やコミカライズなどに結びつくことが多いので、アニメーション学科や漫画・コミック学科など関わる分野も知っておくと自分の進みたい道の業界像が見えてきます。

また、アニメやRPGなどのゲームを見ても分かる通り、ほとんどの制作物にはストーリーが必ず必要です。
なので、『幅広い業界を知っていて、それぞれに適した物語をかけること』が、今後作家として仕事を受け、収入を得るには必要な力になってきます。

実際に、メインの「小説」に加えて、作家になった時に関わりの生まれやすい「声優」と「イラスト」の専門学校の資料請求ページをまとめたので、興味のある人は活用してみてください。
将来は小説家になりたい人にとって、専門大学のパンフレットは無料でもらえる教材のようなものも多いです。
気になる大学は自分で調べてみて、とりあえず取り寄せでみるといいと思います。


◎ いろんなジャンルの専門学校一覧

アミューズメントメディア総合学院

作家を目指せる小説・シナリオ科がある専門大学

東放学園映画専門学校

小説家から雑誌ライターまで学ぶ専門大学

日本ナレーション演技研究所

声優・アナウンサーを目指す人が学ぶ専門大学

クリエイティブ系専門学校まとめ

東京モード学園を含むイラストレイターの専門大学



【その2】やりたいことを鍛えるバイトして制作力をアップする


学生の間は特に、お小遣いや生活費を稼ぐためにしなければならないのがアルバイトですが、自分の夢に近づくアルバイトを選ぶだけであなたの力は格段に成長します。

ですが、実際にバイトするとなると人間関係などに悩まされるケースが多いようで、その心配をするとなかなか始められない人も多いようです。

そこで、この記事では『自分の家で、誰にも会わずに、力を伸ばせるバイト』のみご紹介します。


作家志望の人向け


作家志望の人が身に付けなければいけない力は【文章力】ですよね。

この文章力を伸ばすには、大きく分けて以下の2つをする必要があると言われています。

1.多くの文章を読む(インプット)

2.多ジャンルの文章を書く(アウトプット)

上記の2つを分けて実施するにはかなりの時間が必要となります。

ですが、この両方を同時にでき、給料ももらえるサグーワークス というアルバイトが登場したのでご紹介します。

このサグーワークス は面接なしの無料登録で始められ、在宅で文章を書く案件を選んでこなすことで給料が発生します。

今までに会員さんが1ヶ月で稼いだ最高金額は50万円越えており、プチ稼ぎからがっつり本業も目指せます。

文章の修行もできて給料ももらえるので、作家志望の方にはおすすめのサービスです。


◎ 文章力が身につく作家向けバイト

>> ザグーワークス|文字単価1円以上!ライティングの在宅ワーク



【その3】コツコツ自分の作品を制作して公開する


この記事を読んでいるほとんどの人がこれについては実行しているのではないでしょうか?

自分の作品を多くの人に読んでもらい、感想や指摘をいただくことで著者や作者の実力向上が目指せます。

まずは、毎日1つ制作物を公開できるよう習慣化していきましょう。


いかがでしょうか。とりあえず今できることをすぐに実行してみましょう。

上記のようなことを積み重ね、自分を高めていくことが近い将来あなたがやりたいことで生きていくチャンスを引き寄せるはずです。

皆様の制作・執筆活動の益々の発展を祈っております。


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