小説家の方々が始めた新たな取り組みであるLINEスタンプの作成・配信が新たな収益源を生んでいます。
今回は、作家のスタンプ作成・配信についてのメリット・デメリットを紹介します。
この記事では、まず LINEスタンプの2つのメリットを掲載します。
読み手は、LINEスタンプ等で慣れ親しんだキャラクターの登場する書籍に親近感を覚え、そうでないものに比べて圧倒的に関心を抱くようになります。
今までは、『書籍を読む⇒登場キャラクターを知る』という流れのみでしたが、LINEスタンプの登場により、 『スタンプでキャラクターを知る⇒スタンプ利用でキャラクターへの愛着が湧く⇒書籍を読む』という流れが生まれつつあります。
スタンプ日常的に使うことで、そのキャラクターを自分事化し、書籍に対し強い親近感を生み出す傾向にあるようです。
そのため、コアなファンの形成につなげられると期待されています。
スタンプにより書籍に親近感を生みだし、ファン化できる
書籍を電子書籍化してもなかなか満足のいく収益を生み出すことは難しいのが現状です。
そのため、書籍以外から収益を得たいと考える作家が利用し始めたのがLINEスタンプです。
LINEスタンプの収益形態ですが、スタンプの価格設定は120円となり、分配金としては1セット売れるにつき31円となっています。
収益の振込下限額は1000円なので、1000円以上の額から制作者の口座に収益が振り込まれます。
発生する収益が小額な気もしますが、スタンプがヒットしたことで会社を辞め、作家に転じた実話もあります。
>> LINEスタンプ発売で手取り800万の女性 書籍オファーで退職(NEWSポストセブン)
海外LINE利用者からの売り上げもある程度期待できるため、アイデアやキャラの個性次第でヒットが狙える可能性があります。
個人でも十分ヒットを狙えるチャンスがある
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一部画像提供元:JewelSaviorFREE( http://www.jewel-s.jp/)